
Past works
| 公演日時 | 2019年11月16日(土) 昼の部 12:30開演 / 夜の部 17:30開演 |
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| 会場 | 京都府民ホール ALTI(アルティ) 住所:京都市上京区烏丸通一条下る龍前町590-1 WEBサイト≫ |
鮎川雅子は、亡き夫・金次郎の面影を思い起こしていた。
彼がエンパイアステートビルの最上階で、プロポーズした時のことを。
彼は「天国の親父に、真っ先に報告したかった」と話した。雅子はその言葉を反芻した。
金次郎の父とは、日産コンツェルンの総帥・政財界のリーダーだった鮎川義介。
亡き父の意志を継ぎ、その使命を伝えたいと考えていた夫・・・。
一体、鮎川義介とはどういう人物だったのか・・・。
その使命とは何だったのか。亡き夫はそれを誰に伝えたかったのか・・・。
鮎川義介は明治13年、山口に生まれた。
当時、維新に貢献した長州藩士の流れを汲むこの土地は、新しい日本を背会って立つ気概に満ちていた。
義介もまた武家の血筋であり、幼な心に国家を背負って立つ覚悟は燃えていたものの、
武士の職業を失った父のもと暮らしは貧しいものだった。
義介の大叔父に維新リーダーのひとりで、中央政界の中心にいた井沢薫がいた。
彼は、長州のネットワークを生かして、中央政財界に睨みを効かせており、
鮎川家も例外なく彼の勢力図の一部として組されていた。
義介の姉や妹は政略的な婚姻関係を結び、男子であった義介はエンジニアとなって日本を背負うよう命じられた。
井沢の言いつけ通り、東京帝国大学に進学した義介は井沢家の玄関番などをしていたが、
井沢を訪ねてくる身勝手な金持ち連中や、良家の愚息たちの自堕落ぶりを見るにつけ、
縁故の採用に疑問を持ち、次第に金持ちを嫌悪するようになった。
義介は、「偉くはなるが、金持ちにはならない」という誓いを立てた。
義介は大学卒業後、井沢の命令に背いて一職工として働いた。
休日は全国の工場を視察して日本の産業の未来に思いを馳せた。
また、日本の技術が全て外国の二番煎じと気づいた後は、渡米を決意するのだった。
義介は帰国後、アメリカで学んだ可鍛鋳鉄の技術をもって会社を設立する。
しかし親族の力を頼って会社を設立した若き義介の前に、様々な難関が襲いかかるのであった。
鮎川 義介 役上野 湧大
鮎川 美代(飯田 美代)役長島 美夏子
鮎川 金次郎 役川内 信弥
鮎川 雅子 役若木 志帆
三國 勘助 役松永 和真
松 大助 役高尾 優吾
神原 房之 役井之上 チャル
神原 キミ(鮎川 キミ)役森下 ユウキ
奥平 桔平 役藤井 智史
貝塚 佐助 役結木 裕
貝塚 佐知夫 役白井 創
貝塚 セツ(鮎川 セツ)役片岡 七海
伊沢 薫 役芝 輝敏
中村 弥太郎 役加賀 建都
中村 トシコ(鮎川 トシコ)役大下 真緒里
藤 文 役葉兜ハルカ
藤 政清(鮎川 政清)役青地 貴裕
徳川 役鶴 圭太
イネ 役新名 希弥
親方/マイケル 役真一花琉
谷 次郎 役白川 優弥
語り手せんのさくら
松村 桃花
二條 基実恵
大寺 悠陽
沖牟田 実里
川嶋 芙優
吟醸 ひや子
髙田 知佳
のの華
春名 美咲| 演出 | 佐藤 香聲 |
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| 脚本 | 三名 刺繍 |
| 演出助手 | せんのさくら |
| 振付 | 山本 玲緒奈 |
| 舞台美術・映像 | サカイヒロト |
| 音響・音楽制作 | 鶴 圭太、尾花 由佳理 |
| 照明 | 三島 修二 |
| 衣装 | 山口 夏希 |
| 制作 | 川内 信弥、芝 輝敏、宮崎 由美 |
| フライヤーデザイン | せんのさくら |
| 宣伝動画 | 鶴 圭太、がじゅまる、Zen shiN |
| 方言指導 | 井ノ上 奈美治、片岡 徹也、槙谷 みゆ紀、湯ノ口 学 |
| 取材協力 | 小池 廣光 |
| 製作 | 鮎川義介 舞台製作委員会 |
| エグゼクティブプロデューサー | 新庄 一範 |
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| プロデューサー | 谷田 和幸 |
| 協力(50音順・敬称略) | Rweb、劇団エクステ、A-LIGHT、上宮高等学校 書道パフォーマンス部、OFFICE MINAMIKAZE、WI'RE、劇団木田部、銀幕遊學⦿レプリカント、劇団くれおーる、松竹芸能、ベイ・コミュニニケーションズ、TWIN PLANET、劇団真一花琉、ライターズカンパニー、劇団レトルト内閣 |
|---|---|
| 企画著作 | アートプロジェクト集団「鞦韆館」 |
| 主催 | ジャパントータルエンターテインメント、ニューワンズ |
五十音順・敬称略